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間もなく完成!シェアハウスプロジェクト
2014.08.05
琵琶湖を感じる瓦
こちらはその屋根を支える小屋組
部材の状態を見極めながら不要な箇所を取り除きます。
とくに、 かつての醸造場であった一ノ蔵は傷みが激しく、
柱脚からしっかりと補強を施していきます。
不要になる窓を別の位置へ移動しました。
ここは中庭に面したダイニングキッチン。
細長い町家になるべく沢山の光を取り入れて
明るく清潔な室内をつくっていきます。
考えを形にしていく職人たちの道具
年季と経験を物語ります
ある日の休憩中、
母屋二階の土壁にきらりと光るエンブレムを発見しました。
見ればそれは某醤油醸造所のロゴ
ビンの蓋かと思えばそうではなく、
なぜ壁に打ちつけられているのか …
職人衆と話すうちに話題はかつての絹市へ
屋号こそ継承するものの、
ここがかつて醤油醸造屋であったことを物語る何かを残せないものか。
さっそく家主に相談したところ、
なんとかつて絹市で使われていたという巨大な醤油樽が
ひとつだけ、 別の場所に保管されていました。
そしてまた、 保管場所のこの倉庫ごと近々解体予定であるとのこと。
限られた時間内に何か活用の方針が見出せるか …
改修工事もいよいよ終盤
蝉の声が響きわたる暑さのまっ只中ではありますが、
なんとかお盆に入るまでに、 完成を目指します。